幸せの花が咲く町で
*
「やっぱり良いもんだね。」
「そうだね。」
しばらくしたら僕も公園に行こうと思ってはいたけれど、庭を少し片付けて、気になった所を手直ししてたら、そのうちになっちゃん達が戻って来た。
なっちゃんの手には、鮮やかな色の花束が握られてた。
なんでも、公園の向かい側に花屋さんがあったとかで、そこで買って来たとのことだった。
そういえば、僕の家にはいつも花が飾られていた。
玄関とリビング、そして、たまにトイレや洗面所にも。
それはさほど気取った花ではなくて、そこらへんによく咲いてるような花が多く、月末だけは大きな百合や赤い薔薇が飾られていた。
「庭だけじゃなくて、これからは家の中にも花を飾ろうよ。」
「そうだね。そうしよう。」
「あ、お仏壇用のも買って来たよ。」
「そう…ありがとう。」
なっちゃんの飾った花は、いい加減に花瓶に放り込んだだけだ。
母さんは、きっと、それを見て苦笑いをしてるはず。
もっと上手に生けられないものかって……
「パパ!僕、自転車に乗れたよ!」
「そうか、すごいな!」
「パパ!なっちゃんも乗れたよ!」
なっちゃんが、おどけて小太郎の真似をする。
「へぇ~…」
なっちゃんも小太郎も笑顔で……
家は今までより格段に暮らしやすい環境になって……
ここに来たのは、正解だったのかもしれないと僕にも少し思えてきた。
「やっぱり良いもんだね。」
「そうだね。」
しばらくしたら僕も公園に行こうと思ってはいたけれど、庭を少し片付けて、気になった所を手直ししてたら、そのうちになっちゃん達が戻って来た。
なっちゃんの手には、鮮やかな色の花束が握られてた。
なんでも、公園の向かい側に花屋さんがあったとかで、そこで買って来たとのことだった。
そういえば、僕の家にはいつも花が飾られていた。
玄関とリビング、そして、たまにトイレや洗面所にも。
それはさほど気取った花ではなくて、そこらへんによく咲いてるような花が多く、月末だけは大きな百合や赤い薔薇が飾られていた。
「庭だけじゃなくて、これからは家の中にも花を飾ろうよ。」
「そうだね。そうしよう。」
「あ、お仏壇用のも買って来たよ。」
「そう…ありがとう。」
なっちゃんの飾った花は、いい加減に花瓶に放り込んだだけだ。
母さんは、きっと、それを見て苦笑いをしてるはず。
もっと上手に生けられないものかって……
「パパ!僕、自転車に乗れたよ!」
「そうか、すごいな!」
「パパ!なっちゃんも乗れたよ!」
なっちゃんが、おどけて小太郎の真似をする。
「へぇ~…」
なっちゃんも小太郎も笑顔で……
家は今までより格段に暮らしやすい環境になって……
ここに来たのは、正解だったのかもしれないと僕にも少し思えてきた。