あなたがいたから、幸せでした。


1人、そんな事を思う人がいたとは、私は知らなかった。


知りたくも、なかった。

私はみんなに嫌われてる。


でも、気に触るような事はした事も無いし、

理由が思い浮かばない。


ねえ、私が間違えているなら、

誰か注意でもしてくれれば良かったよね?

でも。

私は泣かない。

相変わらず涙が出そうになるけど。

そう、さっきから強がってた。


悲しくないのは〝慣れ〟ではなくて、

後からグッっと悲しくなるからなんだよ。


「富山さん、ノート見せてよ。」


HRが終わって少しした頃、私に話してくれた子がいた。


「え?私に、話しかけてくれてる、の?」





< 20 / 430 >

この作品をシェア

pagetop