記憶喪失
目覚め
目が覚めるとそこは病院だった。
ベッドの横には40才くらいの女性と20才くらいの女性がいた。

二人はほぼ同時に『さとし!』『パパ!』と俺に声をかけた。

しかし、二人の顔に見覚えがなかった。
名前も分からなかった。
俺はいわゆる『記憶喪失』らしい。

原因は『交通事故』による頭部への衝撃ではないかとのことだった。
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