記憶喪失
双子
晩御飯を食べていると、玄関のチャイムがなった。

『あ!』
沙織と真奈美が二人して席をたつ。


目の前に現れたのは真奈美にそっくりな女性だった。
『パパ!』彼女は俺に抱きついてきた。
『心配したんだからね!でも、元気そうでよかった。』

彼女の名前は彩。真奈美と彩は双子らしい。要するに俺は二人の娘の父親だったのだ。
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