ひとかけらの記憶


もう、なにが起ってるのかわからない私はしどろもどろなっていた。

唯一、理解できたのは、部屋に寝てたはずの私が何処かの病院?のようなところで寝ていること。

舞ちゃんらしき人が叫んだ後、ものすごい勢いでママが私の名前を呼びながらはしってきた。


「涼海!よかった…よかった」

ママは泣いていた。

泣いたところなんて見たことないような気がする…。


舞ちゃんも隅っこで泣いてる。


いったい私はどうしてこんなところにいるの?


その疑問を投げかけようにも、その場にいる人たちが慌てているから私もどうしていいかわからない…。

ナース服のお姉さんもいて誰かを呼んでいるし…やっぱりここは病院…なんだ…。
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