幼なじみ〜君の背中を追いかけて




私はびっくりした
樹がそこにいたから。



どうしていいかもわからず
私達の間もしーんとしていて

時計のチクタクって音だけが
すごく響く。


隣にいる麻紀も彩音ちゃんも、私と同じ事を思っているようで、気まずそうに下をうつむいていた。

「有里に話があって来た」

少しの沈黙を破って、
そうはなしたのは樹

「話…?」

「帰りに話すから、とりあえず、、、
帰るぞ」

そういい、強引に私の腕をつかみ
ドアの方に歩き出した。

「ええ⁉︎ちょっ…!ま、麻紀 彩音ちゃん、ばいばいっ」

私はいきなりの事に戸惑いながらも、
二人にばいばいと告げた


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