それでも大好き
恋バナ
「りお〜ん、一緒に帰ろう」

学校が終わり放課後になってすぐに来た私の親友、橋爪優香。

私とお兄ちゃんの幼なじみでもある。

「今日ファミレス寄って帰らない?」

「でも夕食作らないと……」

優香と寄り道して帰るのは好きだ。

だからお願い眼差しをお兄ちゃんに向けると「わかったわかった」っと文句を言いながらも許してくれた。

許しをもらってすぐにファミレスに行った。

「礼央って本当、莉音に甘いよね〜」

ん?どういう意味だ?

私が頭の上にハテナを浮かべると

「兄妹以上に仲良しってこと!」

「えっ、そんなことないよ///」

「まんざらそうでもないでしょ?」

ニヤけながら聞いてくる優香。
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