お嬢様とプレイボーイ★

「じゃあ、私先に部屋に戻ってます。」

「はい。後で僕もいきます。」

はぁ…なんて優しい人なの…♪


私はひとり部屋に戻りベッドに入った。


5分ぐらいして愁さんが戻ってきた。


「失礼します。」

「ええどうぞ。」

「体調どうですか?」

そう言うと愁さんはオデコに手を当てて熱を確かめた。

ひやぁ~手っ手がァ~
一気に顔が熱り真っ赤。


「あれっ…ちょっと熱上がってますね。」

「いやっ…」

「えっ…?」

「なっ何でもありません。大丈夫です。」

焦る私は何とも見苦しい姿だった。
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