secret act Ⅰ



足音は私のいる部屋の前で止まると襖が開いた。


「起きたのか.....大丈夫か?」とそばまで来て座ったのは翔貴さんだった。



正直ホッとした。


それと同時に思い出した
"大事な人は作らないように......じゃないとああなっちゃうよ"
と言った男の事....



顔を見たまま動かない私に「裕美?」とうかがうように声をかける翔貴さん。



あいつが本当に来るかなんてわからない....
もぅ5年..

でも、来てからじゃ遅い。
あの日までもぅ1ヶ月もない....予感がする...




離れなければ.......


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