氷がとけるように。
天気いいし部屋の掃除でもするかな。
洗濯物を干して布団を干す。


午前中は部屋の掃除をし軽く昼食を済ませ録画してあったドラマを見ていた。


ソファーの隅に転がってた携帯がなり画面を見る。


山下達也。


休みの日に電話してくるなんて初めてだ。


『もしもし、山下君?』


『木村さん。今電話、大丈夫?』


『大丈夫だよ。どうしたの?』


『お願いがあって』


『うん、何?』


『姉が赤ちゃん産んでプレゼント買いたいんだけど何がいいかわからないし、買い物付き合ってほしいなと思って』


『いいよ』


『今からとか大丈夫?』


『うん、大丈夫』


待ち合わせの時間と場所を聞いて電話を切った。乾いた洗濯物と布団を入れて出掛ける準備をする。


開けてあった家中の窓を閉めて家を出た。











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