~天使ロード~
「おはようございます
少し出遅れました…」


「よっ!美桜、おはよー」


「うん…おはよう」


「おい、どうしたんだ?
具合でも悪いのか?」


「ううん、違うよ
走った挙げ句息が苦しいし、何せ鞄が重いの」


「鞄のチャックが閉まってないじゃん!
あぁーおかしい
一体何持ってきたんだ?」


「大半はお菓子だよ!一応三日分!
工と食べたかったからさ~」


「三日分以上あるだろ!」


「そうだね、てへっ」


そして私は無意識に舌をペロッとした。
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