~天使ロード~

1分だけでもいいー君の胸の中でー

「ごめん!佐藤くん、本当に…」


「大丈夫だって!!
里中が気にすることなんて一つもない
青柳の奴、なに考えてんだか」


「ありがとう
それにしても女って本当に怖いよね…」


「里中だって女だろ」


「そうだった」



私は目線を上に逸らして笑うのが精一杯。

この笑みは、嘘偽りの笑み。


アハハと笑う裏には、悲しい私の瞳があった。


これは絶対にバレてはいけない。


今自分が心の中で泣いていることを、佐藤くんにバレたら…



絶対、女の武器の涙で佐藤くんを誘惑したんでしょ? って青柳さんに言われそうだから。




佐藤くんの優しさを痛感して、胸の奥深くまで響き渡る。


今までこんな優しくしてもらったことあったっけ??




家族以外の誰かに優しくしてもらったのは、久々かも!!




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