極彩色のクオーレ
「なんでそうなるんだよ!」
「違うんですか」
「大間違いだよ!
『嫌いじゃない』が『好き』に直結するわけねえだろが!
お前、短絡すぎるにも程があるだろ!」
「じゃあ、セドナの言う意味は何ですか?
聞いていても、さっぱり分からなくて」
「ぐっ、んぬっ、そ、それは……」
セドナは返答に窮した。
当然である、それに困って無理矢理話を終わらせたから。
三十秒ほど唸って、顔を真っ赤にして、セドナはこう言い返した。
「……そ、そんくらい察しろよ!
こんな詳しく聞いてたら嫌われるぞ、お前!」
「察するのは、ちょっと難しくて」
「自分の過去の経験を参考にして推測する練習しろ!」
「そう言われましても……」
「まあまあ、君、その辺にしてやってくれ」
だんだん内容が分からなくなってきた二人の会話を、ルーアンが間に入って止めた。