私の意地悪な旦那様
先輩に手を引かれながら歩いていく。
公園に座り込んだから服までも汚れてしまったので、とりあえず先輩の家で洗濯しよう、ということになったのだ。
お互い無言のままのために、ふわふわと実感がわかなくて少し怖くなる。
そして、先輩の家へたどり着いてドアを開ければドタドタとこちらへ駆け込んでくる足音が響いた。
「ごめんねっ!まさか織部君の彼女だっただなんて知らなくて!不安にさせちゃったよね!?ほんとにごめんね!?」
「織部ー、お前女に興味ないと思ったらちゃんと本命いたのかよー」
「織部のくせに!羨ましいぞこのやろう!」
「……うるさ」
私たちを囲むサークルの人たちをかき分けるように進む先輩。
握られた手についていけば、そのまま浴槽へと押しやられた。