私の意地悪な旦那様


そんなことを隠しながらいつも通り振る舞う。


もし他の人に言って、下着ドロじゃなかったりしたら、恥ずかしいし、何より申し訳ない。

そんな気持ちから誰にも言わずに心に留めておこうと思ったのに…。


「……ねぇ」

「んー、何ー?」

ご飯を作っている私に声をかけてきた功希は

「……なんかあったでしょ?」


核心をついてくるような、そんな言葉を私に投げかけてきた。



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