私の意地悪な旦那様

「思いだしにやにや中に悪いんだけど、質問に答えてくれるかなー?」


にやにやと集まってきて、なんだか身の危険を感じる。
そんなとき、タイミング良く男子が話題を振ってきてくれた。


「女子はすぐそうやって金だの顔だのって言うー。大事なのはここだよ、ここ」

自分の胸を叩いて言うその姿に笑いがこぼれる。

クラスのムードメーカー的存在は今でも健在で、その人を中心にまた笑い話が広がっていった。


そして、そんな雰囲気に呑まれた私は、次から次に勧められたお酒を、これまた次から次に飲み干していったのだった。


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