私の意地悪な旦那様
ばさっ、と敷き布団が引っ張られる。
その拍子に、潤の体はコロコロと転がった。
「……ん…誰だよ………」
いきなりあんな激しい起こされ方をして、潤は不機嫌そうに目を開ける。
そして、功希と目があった瞬間慌てて飛び起きた。
「え、あれ?え?織部さん!?」
きょろきょろとした潤は、そこでようやく今いるのが私の家だと気付いたらしく、さーっと顔から血の気が引いていく。
そして、そのまますくりと立ち上がると慌てて鞄を持った。