君が好きで困ってます
第1章
私☞立花 すず
自己紹介☞明るく、いつも笑っているが少
     し人見知り。バレーボール部所     属の勉強が全く出来ない女子。


心地良い風。桜の花びら。

今日からまた新学期だ。新しいクラス、2年生になった私はドキドキしながらグランドに向かった。

クラス発表、ドキドキしながらプリントを見る。そこにあった名前は

私「秋奈(あきな)!やった!」

そう、秋奈は保育所から幼なじみの親友で、今でも仲がいい、中学に入ってクラスが離れていたが、今年は同じだった。
そしてもう1人。

私「琢磨(たくま)…」

その名前を見た途端に顔が赤くなったのがわかった。
琢磨は私と保育所から幼なじみで私の初恋の相手、そして今でも好きな人。
去年も同じクラスで、少し人見知りの私でも気を使わず喋れる相手だった。

私「今年は良いクラスだ」

私は嬉しかった。その後、この恋に不安になるなんて思っても見なかった。

教室に入った途端、周りを見渡した。

私「ぁ!秋奈!同じクラスだよ~」

秋「良かったね!すずと同じでうれしいよ」

何だか秋奈がいると安心するな。
 
琢「ゲ!」

ん?私は後ろを向いた

琢「またお前と一緒かよ。おいどけよブタ!」

え?何。そこにいたのは琢磨だった。相変わらず私にだけきつい言い方!ムカツク~
 
私「こっちだって残念だもん!フン!」

私はそっぽを向いてしまった、いつも素直になれない。本当は嬉しくてやったっていいたいのに、素直になれない。
 
秋「あれはヒドいね。琢磨変わってないな!すずにだけあんな言い方!」

私「だよね!本当に最低な奴!」

嘘。最低なんかじゃないよ。琢磨は優しい。でも、私にはひどい奴!でも好き。
 私には叶わない恋だよね。だからせめて、琢磨の幸せを願うょ!
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