先輩×後輩*林さんの恋
「…紗綾?」
「しょーくんっ!私も好きっ!付き合うっ!」
いつの間にか、眞白の彼氏になって盛田先輩と言っていたけど、しょーくんに直った。
って、そんな事気にしてる場合じゃなくて!
「紗綾の事、幸せにする。」
「私の方が、しょーくんのこと幸せにできる!」
「紗綾可愛いこと言うね。付き合ったし、呼び方かえない?」
まあ、私もしょーくんなんて言うのは少し抵抗があった。
「だねっ!…翔って呼ぼうか?」
「そうだな、紗綾はそのままでいっか」
「って、しょ、しょ、翔!勉強進んでないっ」
もう、帰る時間になるというのにノートは真っ白のまま。
「今日はさ、付き合い始めたんだしクレープまたいく?今度はスペシャルクレープ奢るからさ」
「いくいく!絶対いく!」
私達は手を繋いでクレープ屋さんに向かった。
スペシャルクレープ、イチゴたのもっと♪って、考えながら。