別冊 当て馬ならし

Cast a spell on me!

食事がひと段落して
談笑している時、
ベルが、せっかくこの場所が
素敵なダンスホールになっているなら
ピコランダの独特なワルツを
見てみたいと言い出した。

「是非!見てみたい・・・」
もうそりゃ有無を言わせない
キラキラオーラ全開の瞳だった。

歌やダンスを
見たり聞いたりするのが
大好きなベルは、
他国に出向くと、時間が許せば
その土地の民族の伝統芸能を
見に行くらしい。

今回は、私の看病にきたので、
街を観光する時間もないので
諦めていた時にこの話である。

「いいですねぇ、
 では早速準備させましょう。」
お酒も入って上機嫌な王は
楽師の手配を執事に頼んだ。

「おねぇちゃんも踊ってよね」
そういって、ベルは早速特等席に
陣取ってデザートを食べながら
タシーと楽しそうに話をしだした。

張り切ってる王様の元、
王族たちは集まって
楽師の位置を決めたりしてる
ラルも面倒くさそうにしながら
話し合いに参加してる。
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