ボランティア


「………ぶっ…あははは!君って面白いね!直球だし…クククッ…大丈夫、頼まれたら頂くけど、無理矢理とか酷いことしないから安心して?」


「………/////はい…あの…じゃあ、よろしくお願いします」


「うん…えっと、名前は?」


「蘭です」


ニッコリ笑って、上総さんは私の頭を軽く撫でてくれた

…和波さんの優しい手を思い出しちゃう

胸がキュッと痛んだけど、気づかないふりをした


悲しんでばかりも居られない

和波さんの家から私の荷物持ち出さなきゃ





………………………………
……………


ボストンバッグ一つほどの私の荷物を纏め、和波さんの部屋を見渡す

大好きな和波さん…

ううん、大好きだった和波さん…

ボランティア、快く引き受けてくれてありがとうございました

短い間だったけど、幸せでした



メモ用紙に、アリガトウとサヨウナラを書いて部屋を後にした



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