ボランティア


「ごめんなさい…私、履歴書も無いし、自己紹介もしてないし……私、松本蘭です。歳は20歳。大学生してます。失恋したばかりで胸が痛いけど、上総さんに拾われて救われてます」


「蘭ちゃんを救えたんなら良かった……俺は…って、前にも言ったから良いか(笑)」


「上総さんの好きな食べ物とか知りたいです」



二人の時間が心地良い…だけど、何故か和波さんが重なって見えるの…
まだまだ忘れられないって事なのかな?








以前、和波さんのキスシーン見て以降、和波さんは中庭に現れなくなった

チラッとでも姿が見れたら良いななんて思ってたけど…


「らんらん?考え事?」


ひょいと、たみごんが私を覗き込んできた

今は仕事中…ぼんやりしちゃ駄目なのに


「さぁ君、聞いてよ」


お店のドアが開くと同時に、女性の声がした。声の主は、カウンター席に座って上総さんに話続ける


< 39 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop