彼と私の純愛契約
「失礼しました。部屋、間違えたんだね!?俺?」



「知らないわよ!!由美子ってもしかして碓井
さん?碓井さんは隣の部屋よ?」








「隣?」



「碓井さんは306号室。私は305号室よ。」




「ごめんなさい。俺、慌ててて・・・。その・・。」







「分かったから。早く碓井由美子さんの所行って下さい。」








「はぃ。あの・・お邪魔しました・・・。」








ガチャン・・・。




部屋の扉が閉まった。



どうやら
隣の隣人、碓井由美子さん【ウスイユミコサン】の部屋と 私の部屋を間違えて入ったらしい。



私の部屋の鍵が
開いてたからかな?




無用心よね・・・?



そしてなんせ,
あの男はとんでもなく
馬鹿みたいだ。
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