ブラックベリー


「や、やめてくださいっ」

あたしと実礼は、少し豪華なイタリアン料理を楽しんだあと


実礼は、いいの!いいの!なんて店の雰囲気に流されてお酒なんて呑んで。


独りで帰らせるなんて危ないから、しょうがない。


タクシーが到着するのを一緒に待っていたんだ。


だけどそのときいきなり後ろから手首を強く掴まれた。


「俺らと一緒に楽しいことして遊ぼうよ〜。」


< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop