時わたりatラブ(仮)
池田屋の糸


プチパニックになってぼーぜんとしてしまう。

だって、告白されたの土方以外始めてだもん!

いますぐ、すみれちゃんのところ行って相談したいよ~。

でも、いまはお仕事してるよね。

と、取り合えず忘れて、お団子屋さんを探そう。


どこにあるかな?


テクテクと暫くあるいていると祇園方面に来てしまった。

べつにいいんだけど。

まだ、怪我してるし襲われたくはない。

まぁ、ここでいいっか!

良さげなお団子屋さんに入って少し休むことにした。

ら「みたらし団子3つください。」

「はーい!」

結構混んでるから人気なのかな?

ぎゅうぎゅうだ。

「お客様。横にもう一人お客様いいどすか?」

遠慮がちに問われる。

ら「もちろんですよ。」

すんません、と頭をさげてまた表にでていく。

「いらっしゃいませ。」

そう言われて入ってきたのは

鮮やかな色の着物をきた女の子。

同い年ぐらいかな?

「よこ、失礼します。」

ら「いえ。」

「みたらし団子どす。」

それと同時に作りたての団子が運ばれてきて美味しそうな匂いに夢中になってしまう。

「美味しそうですね!」

横のこが話しかけてくる。

ら「はい。みたらし好きなんです。」

「わたくしもみたらし大好きなんです。

あの、お一人様なのですか?」

ら「はい。あなたも?」

「ええ、一人です。

最近京にきたのでなかなかなれなくて。」

ハキハキと明るく話す女の子をみてなんだか元気がもらえたというか‥‥。

「あ、わたくし市と言います。

申し遅れてすみません。」

ら「あ、わたしは‥‥‥‥‥。」

名前どうしよう!

ら「えーっと。わたしは蘭之助といいます。」

市「素敵な御名前ですね!」

ら「そうですか?」

市「ええ。男のかたで御名前に花の名がついているなんて。お父上はさぞ素敵な方なんでしょうね。」

ら「いえ。男に花など。

市という名前は始めてのいちからきているんですか?」

市「えー、まぁ。そうです。

蘭之助さま、ふところの文が‥‥‥。」

いつのまにか落としていたのを拾いあげてくれる。

ら「あっ。ありがとうございます。」

市「これは?

恋文、ですか?素敵ですね!!」

ら「はぁ。さっきもらってしまって。」

市「わたくし、恋文成るものを始めてみました。
蘭之助さまはこの恋文お受けになるのですか?」

ら「まさか。わたしは武士ですから。

丁重にお断りします。」

市「なんだ。

お受けになればよろしいのに。

身分違いの恋なんて、気にすることありません。」

ら「まだ、切腹にはなりたくありませんよ。」

市「ま、そうですね。」

「あっ!市ちゃん!!

こんなところにいたん?

もう、探したわ。」

勢いよく入ってきた女のひと。

市「へへ。ごめんなさいね。あまりにもお団子が美味しそうで。


あ、蘭之助さま。

わたくし池田屋で働くんです。

ぜひ、来てください。」













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