【続】早瀬くん、好き。
文化祭


「えぇえ⁈
それ本当なの?早瀬くんっ⁈」


文化祭当日、早瀬くんから衝撃の事実を聞かさせれ思わず声をあげてしまった私。


「声大きいから。
本当だよ」


「どうして引き受けちゃったの‥‥?
ホスト役なんて‥‥っ」



そう、早瀬くんは午前の部で早瀬くんのクラスがやるホスト倶楽部のホスト役に選ばれた‥らしいという話を当日に聞いた。



「仕方ねーだろ。
俺、あんま手伝いしてなかったし入院とかで」


「それはそうだけどさぁ‥‥。
でも、他の女の子が早瀬くんにベタベタするなんて想像もしたくない‼︎‼︎」



絶対、早瀬くん目当てのお客さんたくさんいるよ。


それに早瀬くん右腕まだ骨折してるのに‥。



「心配しすぎ。
お前も来ればいいじゃん」


えっ?
早瀬くんからのお誘い⁈


「うんっ行くっ‼︎‼︎
‥‥って!そうゆう問題じゃないんだってばぁ‥‥」



私と早瀬くんが付き合ってることを知ってる人はほぼいないに近い。


もともとの関係と変わりはなく見えるからなぁ。


私は相変わらず追っかけまくってるし‥。



「どうせさ、私が行ったところでさ、
結局女の子に囲まれてるんでしょー」



みんな、早瀬くんに彼女がいないものだと思っているから尚更ね。



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