日々
3歳の頃は武勇伝ばかりです。

脱走はしましたし、家中の壁にボールペンで落書きをしたり、シールを至る所に貼ったりしました。
これは、たぶん姉ちゃん譲りなんだと思います。
※今、あれ?って思った方がほとんどですよね。
この話の詳しいことは次の3章を読んでください。

脱走について書いていきたいと思います。
ある日、近く(2㌔くらいありますが)の公園でお祭りがありました。
その日は、ママもパパも忙しくて相手をしてくれなかったので、ばーちゃんと遊んでいました。
でも、お祭りにどうしても行きたかった私は家を脱走することにしました。
ばーちゃんが止めるのもかまわず、黄色いクレヨンだけを持って脱走しました。
しばらく歩いて行くと、近所のおばちゃん(以後あぶらやのおばちゃん)に
「楓ちゃん、1人でどこ行くのー?」
って声も無視してどんどん歩いて行く私。
大抵、田舎っていうのは子供が少ないためどこの家の子かわかるもので、心配するとすぐにその家に電話が行くものです。
あぶらやのおばちゃんは心配したのでしょう、すぐに家に電話が来たようでした。
一方、家でもばーちゃんがママとパパに話しをして大騒ぎになっていました。なんせ3歳の娘1人が何も言わずに脱走したのならなおさらです。
はたまた私はというと、そんなことが起こってるとも知らずテクテク歩いていました。そして、家から1,5㌔先にある橋の所で
チャリに乗ってきたパパによって捕獲されました。黄色いクレヨンも一緒に。
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