On Your Marks…~君と共に~



「…瞬…」



後ろから瞬の名前を呼んでみる



「ん…?」



瞬はこちらを振り向かない



「怖い?」



「何が?」



「ここに、いることが。」



「…別に…一人じゃねえし…」



一人じゃない。


瞬の口から出た言葉。


その言葉があたしにはなぜかたまらなくうれしかった。



「…何笑ってんだよ…」



いつの間にか瞬は、立ち止まってあたしのほうを見ていた。



「ふふっ…別にっ」



そういって、あたしは瞬の隣に並んだ


変な奴…


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