LOVEPAIN③
「一緒じゃないだろ。
全然違う。
もし、お前が彼女なら、AVの撮影中もこんな事を辞めろって言ってしまいそうだし、
お前の仕事に関して色々と我慢出来なくなる。
彼女じゃないから、
これも仕事だからって、自分を抑えられているから」
「――そうですか」
成瀬の言ってる事は分かるような気もしない事はないが、
この人は付き合ってもないのにけっこう言いたい事を私に言って来るし、
今日もあんな風に手を出された
だから、仕事だからだとしても、そんな所だけ一線を引いたり、
遠慮が有ったりとかよく分からない
「そういえば、AV女優の前に、私と付き合うのは重そうでしんどいんでしたよね?
私、束縛激しそうだし」
そういえば、そんな事も言われていたのを思い出した
“――今の俺が十代の若い女と付き合うのは、
しんどいな、って思ってしまった。
別に、俺は浮気したりとかしないけど、
他の女と話してるだけで嫉妬されたりとか。
好きな子でも毎日会いたいとか束縛されんのは、
嫌だし。
お前、重そうだから――”