LOVEPAIN③
辿り着き、ベッドに入ろうとした瞬間、
手を引かれてベッドに引きずり込まれた
「あ、成瀬さん、ちょっと――」
驚き、成瀬から逃れようと抵抗するが、
すぐにキスで口を塞がれて、
声も出なければ、力が抜けてくる
気付いたら、私は下に居て、
成瀬が私の上に居る
最初は、唇で噛むようなキスだったけど、
私の唇を割って舌が入って来て、
私の舌にそれが触れる
キスは、仕事も含めて何人かとしたが、
成瀬のキスが誰よりも一番気持ちいいと感じる
唇や舌の熱っぽい感じが、好き
成瀬はキスをしながら、私の髪に指を絡ませたりしていた
私も成瀬の背に腕を伸ばしている