LOVEPAIN③
「俺、お前の前で普段冷静な顔しながら、
お前とこうする事ばっか考えてた。
紳士な振りして」
「でも……」
考えてるだけじゃなくて、それに近いような事は、
最近も、少し前にもあったじゃないですか……
そう言いたいけど、
首筋を舐められていて言葉にならない
成瀬の息が耳に掛かる
その息が熱い
トレーナーの中に成瀬の手が入って来て、私の胸に直接触れる
出すつもりはなくても、声が出てしまう
「――広子、好きだよ」
その声は、今まで成瀬から聞いた事がないくらいに優しくて、甘い
成瀬の背に回してた手に、さらにグッと、力が入ってしまう
もっと、この人と近付きたいから