LOVEPAIN③

「あれ?ケイの事を好きじゃないわりには、広子ちゃん不機嫌。

仕事だと嘘付いて、あいつが浮気相手と会ってんのが、そんなにショックだった?」



多分だけど、私は須田が私に隠し事をしている事で不機嫌になっているわけじゃなく、

ナツキに対して




「別に。

後、1つ訊きますが、夕べ、彼はこの部屋に来ました?」




“――飲んでて遅くなったから、向こうの家に帰ってたんだよ。
ナツキさんの所。

あっちの方が近かったから――”


須田はそう言っていた



別に、それを信じているわけじゃないけど、確かめてしまう




「いや。

今日は何時間か前にケイの奴、着替えるのに立ち寄ってたけど、
俺、寝てたから話してない」




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