LOVEPAIN③

私は、あの夜の事を思い出していた


ナツキに呼び出され、
須田と終わったあの夜




私はあの後、朝までナツキの部屋に居た



ナツキの寝室に有った、大きなダブルベットでナツキと一緒に眠った



てっきり、セックスが終わったら、帰れとか言われるんじゃないか?って、

ナツキの性格を思いながら想像していた


だけど、そんな事を言われるどころか、

寝室のクローゼットから寝巻きに出来そうな大きなTシャツを引っ張りだし、
貸してくれた



ただ、ほら、とそれを突然顔に向かって投げつけられたけど



「――痛い」



「こんなのが、痛いわけないでしょ?」


そうやって笑うナツキに、少し悪意を感じた





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