LOVEPAIN③

「ったく。こっち食えよ」


ナツキは私の手からそのゴーヤバーガーを奪うと、
代わりに自分のフィッシュバーガーを私に押し付けて来た




「あ、でも…」


そう言いながらも、そのフィッシュバーガーを受け取ってしまう




ナツキはそのゴーヤバーガーを、
黙ったまま食べ始めた




私はお腹が空いていたから、
その手の中のフィッシュバーガーを、
口に入れ始めた




「――美味しい」


あのゴーヤバーガーを食べた後だからか、
凄くこのフィッシュバーガーが美味しく感じる


目が、潤んでしまう




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