LOVEPAIN③

「いえ。
うち、貧乏だったので……」



高校時代、周りのみんなは毎日のように学校帰りとかに、
ファストフード店に入り浸っていた


満里奈や美鈴も



私はバイトが間に合わないから行けないとか言って、
それが本当だったり、嘘だったりしながら、


誘いをいつも断っていたけど……



ふと、今思ったけど、満里奈達が友達とも思っていなかった私を頻繁にそれに誘ってくれてたのは、

私が断るのを分かっていたからかもしれない



それなのに、断った私を、あの子は付き合いが悪いとかなんとか言って、

そのファストフード店で延々私の悪口を……




「おい……。

どうした?」


ナツキのその声に、はっ、と我に返る



嫌な事ばかり考えてしまっていた


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