LOVEPAIN③

「――私、本当にナツキさんの彼女なんですね」


その指輪を見ていて、

ああ、私は本当にこの人と付き合っているのだと、思えた




「だから、何回もそうだって、言ってんでしょ」


ナツキは笑いながらシートベルを外すと、
私の肩に腕を回して私を引き寄せる



目が合って、ドキドキと鼓動が早くなって行く




「じゃあ、キスでもして、俺は帰るとするか」


そのまま、私の唇をその唇で奪う



成瀬の唇と比べると、冷たいその唇




私の口内にナツキの舌が入って来て、私もそれに応えた



ナツキが好き、とかそんなのは分からないけど、
そのキスに私は気持ちが入ってしまう




そっと、唇と唇が離れた





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