LOVEPAIN③


「――そっか。
変な事聞かせて悪かった」



「いえ……」



あっさりとそう言われて、
怒ったり泣かれたりするよりも、
その哀しさのようなものが伝わって来て胸を締め付けられる



だけど、自分が散々成瀬に言われたりされた事を考えると、
その同情するような気持ちは消える


残るのは、後悔のような気持ち



もし、今、私がその成瀬の背に抱き付いていたら、

今度こそ、成瀬は私のものになってくれたんじゃないだろうか?



私には一応須田と言う彼氏が居るのに、
一体何を考えているのだろうか?



須田とは別れようと決めたけど、
その関係はまだ終わっていない



もう、頭の中がごちゃごちゃとして来て、嫌になってくる





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