ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
なんだかんだ放課後。





里苑さんとの約束を忘れたふりして帰ってやろうと思って帰ろうとしたが、





里「沙絃ー」




女全「きゃあぁぁぁあーっ!白嵜先輩いぃ!」




「(ひぇぇー見つかったぁー)あ、あはは。どうも」




里「藤坂は?クラスちげぇの?」





叫び声に近い女子の悲鳴をもろともせず俺に近寄ってきた里苑さんは、俺の肩に手を回して辺りを見渡していた。





はぅ...っ女子からの視線が痛い!



なんでだよ。俺男だよ?なんでそんな嫉妬の目を向けられねぇといけねぇんだ!





里「あっれー部活行ったのかな。あいつ真面目だなぁ」





はははと笑う里苑さん。



いや部活行くのが普通ッスから。





「...取り敢えず黎のクラス行きましょ」




里「了解。どっち?」




「あっちです」




里「あーい」





俺の指差した方に歩き出す里苑さんは女子の視線も連れながら黎のクラスを覗いた。





もちろんそこでも悲鳴は上がり、ついには写真を撮り始める人まで出てきた。





あ、これ俺も写る感じ?



だったら存分に写ってやろうじゃんかよ。





いろんなスマホに向けてピースを向けていると、





女1「沙絃邪魔!」




女2「あんたも十分カッコいいけど白嵜先輩撮らせろ!」




女3「一旦別々で撮ろうか。ね?」





雑な扱いされた。





カッコいいって言われたのは嬉しいけどやっぱり里苑さんには敵わないみたいだ。


あれ、おかしいなぁ。カッコいいって褒めてもらったのに涙が。





夏「...。あ」




「あ」




黎「ん?...きゃぁーーーっ」




里「人の顔見て絶叫すんな」



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