ずっと、側にいるから




翌日、いつもと同じように起きて
朝食をとって愛佳と待ち合わせている駅の改札口に向かった




「 瑠花、おはよっ 」






「 おはよ、待たせてごめんね 」




「 そんなに待ってないよ、ほら行こう 」



駅から高校までは歩いても20分もかかる。



朝から交通ラッシュでサラリーマンや中高生が溢れる駅のバスには乗らずに歩いて高校へ向かうのが日課なんだよね




「 今年は何組かな? 」





「 同じになれるといいね 」






高校に近づくに連れてまだ真新しい制服が目立つ新入生がちらほらと見えてくる。



昨日の入学式を終えたての新入生が愛佳を見て顔を赤く染めている




そんな新入生に
ダメだよ、愛佳はあげない




なんて言いたい




「 愛佳、モテモテ 」






「 それは瑠花がだよ 」






違うよ、愛佳のそのニコニコ笑ってる顔の所為ですよ。なんてツッコミを入れながら高校に向かった







< 14 / 36 >

この作品をシェア

pagetop