ずっと、側にいるから





そして放課後、愛佳と帰ろうとしたところで下駄箱に入っていた白い便箋




「 行ってらっしゃい〜また明後日ね〜 」




なんて言って楽しんでいるのバレバレ









そしていつもと同じ様に






「 ごめんなさい 」







今日はすんなり帰ってくれる人で良かった







「 今日は無事みたいだね 」





また現れた。この人もきっと今日も告白されてたんだろうね





「 そうですね、ではさようなら 」





いつの間にか掴まれた右腕




溜息を吐いくしかなかった





「 何か? 」





「 一緒に帰ろうか 」





「 遠慮しときますね 」




もちろん作った笑顔でニコリとら笑って丁重に断る






「 手強いね 」





「 私で遊んでも楽しくはないですよ、榊くん 」







「 なーんだ気づいてた? 」







「 気づきますよ 」







「 敬語……やめたら? 」






「 さようなら 」







「 何で気づいた?俺の本性 」






「 作り物も見事ですよ 」







皮肉めいた言葉を返すと王子様はフッと笑った





「 椎名みたいな奴初めてだな 」







「 そうですかよかったですね。さようなら 」






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