イケメン×2+美少女

**えみside**


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「ハァ、ハァ、ハァ…玲海…!」


「…!えみ?! 」



私は走って玲海がいるところへ行った。


もう髪はぐちゃぐちゃで、目も真っ赤。


最悪な格好だけど…

"えみの気持ちを松坂に伝えなきゃ何も解決しない"


そう言ってくれた美月を信じて話し合うんだ。



「玲海…」


「えみ…悪かった…今まで黙っていてごめんな?」



玲海は悪くない…


私があの時逃げたから…

私が謝るべきなんだよ…



「…教えて?…玲海と私のこと」



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私は小さい頃…玲海を傷つけていた。


事故のせいで記憶がなくなったと言っても傷つけたことに変わりはない。



でも玲海はこう言ってくれた。

"あの時は離れ離れになったけど、今はこうしてお前を俺のものに出来た。だから今は幸せしかない"




嬉しくて嬉しくて…


涙が出た…




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