意気地なしの初恋
男子が歩いてる方向のゴールに攻めてきたのだ。
紗羅は、コート側を歩いて、気遣っていてくれたけど、私達の方に飛んでくるボールを紗羅は気づかず私は、紗羅をかばうように立場を交換して、コート側に移った瞬間勢い良く飛んできたパスをしようとして取れなかったボールが、私のこめかみ辺りにあたり
ボールを投げた男子、渡部翔が、
「危ないっ!」
と叫んだのもつかの間私は、今度こそ倒れその衝動で本日3回目の頭を打撃、意識もなくなった。
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