星の印〜陰陽師其の弍〜
「そういえば、上条君の周り、先輩の女子とかいっぱいいたよ。キャーキャー言ってた」
「相変わらずだな」
「そういえば、入学式の時もすごかったよねー。新入生代表でステージに上がった時なんか、先輩達まではしゃいで」
「へぇー、そうだっけ?何でだろうね」
『え?』
フリーズした二人の視線が、麟に刺さる。
「へ?あたしなんか変なこと言った?」
「いやいや、上条君がかっこいいから女子が集まってるんでしょ!」
「天は二物を与えずって言うけど、あれは嘘だね」
「・・・」
二人に言われ、麟は記憶を探る。
そういえば、昔から由良の周りには女子がいっぱいいたような…
毎日靴箱に、手紙入ってたし、あれってラブレターだったんじゃ…