秋の扇

「..あのさ。」

部屋に入った早々ミワが切り出した。

「イトは。まだアキが好き?」

「..うん。好きだから。今でも突き放せないでいるんだと思う。」

「..そか。」

ミワは。今の私達の関係も全て話してある人。

「長かったもんね。あんた達。。」

「ふ、まあね。」

中学一年生のときに仲良くなったケイはミワの元彼で。

きっと一生頭が上がらない私の恩人でもある。

私とケイが仲良くなった頃、同じクラスだったミワともよく話すようになった。

そのあたりから私達三人と、席の近かったアオバくん、タツキくん、ヒロセの六人でいつメンになっていた。
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