after Shining Moon&Star's 完結
サクの気持ちは、わかっているつもりだ。


だから、、、


「大丈夫。パパや響月みたいに、あたしはママのことを、、、絶対に、置いていかないから」


そんな言葉を、サクに向けた。


それでも、サクはまだ悩んでるようで、、、


「あたしは全てを、サクに話した。そして、絶対に戻ってくるって約束もした。だから、お願い、、、お願い、します」


あたしは深々と、サクに頭を下げる。


それに、サクは盛大なため息を溢した。


「絶対俺、ヒメに殺されるな」


そして、苦笑いを溢した。


「雫月。その約束は、、、絶対に、守るんだよな?」


それに、あたしは力強く頷く。


「わかった。俺は、、、雫月を、信じる。それで、もし、、、卒業式に間に合うなら、、、生徒たちを見送ってやれ」

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