トライアングル2
「鈴、柚のこと心配なのは分かる。

でもせっかく親達が面倒見てくれるし

2人の時間楽しもう!?」



手を絡ませてぎゅっと握ってくる直に
ドキッとしてしまうと、直がにやっとした。



「鈴のそんな顔も最近見てなかった」


「え!?………


そうだね。鈴も今日、直と出掛けられるの

楽しみにしてたんだよ!」


「じゃあ、行こうぜ」



コクッと頷くとエレベーターに向かって
歩いた。



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