LOVEPAIN④
「ああ。
元々テレビ局関係で働いてて、今AV関係で働いてる知り合いから、前に聞いた事あって。
若い男さえ用意したら、彼女との仕事は上手く行くって。
彼女、けっこうそれで有名人だから」
「じゃあ、それで今日俺呼ばれたんすか?」
篤は溜め息混じりに、そう呟く
篤は彼女の生け贄の一人として……
「まぁ、可愛い若い男が一人でも増えた方が彼女も喜ぶだろうって。
べつに、篤、お前を彼女に突きだそうってつもりはない」
成瀬は私から篤の方へと視線を向けた
「それは分かってますけど……。
ただ、何も知らずコンパニオンみたいな感じで呼ばれたのは、面白くないっす。
まだ事前にそうだと話しててくれたら」
「そうだよな?
悪い……」
あ、っと、成瀬はスーツのズボンのポケットから、
スマートフォンを取り出した
そして、それに触れて、溜め息を吐く