LOVEPAIN④


「――べつに、止めに行くつもりじゃないです」



「は?
じゃあ、なんで行くんだよ?
お前、成瀬さんの事好きだから、邪魔したいんじゃねぇーのかよ?」



「分からないです……。

ただ、居てもたってもいられなくて!
成瀬さんの仕事を邪魔するような事はしないですから!
だから、教えて下さい!」



「ちょ、おい……」



私は篤のTシャツを掴み、必死に懇願してしまう






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