LOVEPAIN④

「財布の中に産婦人科の診察券が入ってて。

見ると、その病院の住所、
あの鈴木さんの住んでたアパートから離れてるし、
今、鈴木さんはもうあっこのアパートに住んでないから。

だから、この病院の近くに住んでんだろうな?って。

だから、その病院の近くに時々、
鈴木さんの事を捜しに来るようになったんだよ。

何回かこの辺りに来て、やっと鈴木さんを見付けて、
後を付けてこのマンションに住んでるって」



そうやって私を捜した日暮君の姿を想像して、

体に戦慄が走る



もう目の前に居る日暮君は、
写真が趣味のただの同級生の男の子じゃなくて、

ストーカーでしかない


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