LOVEPAIN④


「はい!
一つ訊いていい?」


手を挙げ、この場の雰囲気に似つかわしくない明るい声を出すのは、

三咲さん



私と成瀬と日暮君は、
そんな三咲さんに目を向けた




「さっき、広子ちゃんが
もうあのアパートには住んでない、
ってストーカーのきみ、言ったよね?

もしかして、そのアパートに広子ちゃんが住んでる時から、
ストーカーしてたの?

ううん。
最近も、そっちも広子ちゃんが帰ってるか見張ってたの?」


そう問い掛けられている先の、
小暮君の顔を見るが


くすり、と笑うその感じが怖い




< 238 / 497 >

この作品をシェア

pagetop